誰も守れんやないか
ふあああぁ
あくびちゃんでた
でながら
メリールウを想った
お腹減った
メリールウ
夢のような口づけを大人は知らない
腕の中で死にゆく愛する人よ
何もしてあげられない
なんという不甲斐無きあたしよ
体温の無い肉片を抱きしめながら
泣き散らし
空に悲鳴をあげた
けんこやのおにぃちゃんに叫んだ
「なんとか!なにかして!なんとかして!!あああああっ!!」
「もう
休ませてやれ」
くそったれの心電図の音に
悲鳴をあげ続けた