魂は病まず天を衝く
「最後まで」
昔、末期がん患者と病院でお話ししたり園内散歩したりした事がある
彼ら彼女らが見せる凄まじいまでの瞳の輝きを今でも忘れない。
お互い、夢を語り合い 余命数ヶ月とは思えない足取りと透き通る声。
ある、患者の手紙
「今の悲しみ
長く生きられないかもしれない
と言う悲しみより
愛するあなた達とはなれなければという
悲しみ」
「きれいに抜け落ちた髪と一緒に
今の自分のこころも
きれいになればいいと思う」
貧血が最近ひどいけどなんとか生きてる今日この頃
潤んだその瞳たちを
あたしはずっとずっと愛してるから。
飛び放つ命の愛叫の欠片達。
愛してるんだから!
神様ちょっとブッ飛ばしてくる。